昨日は新しい型を買ってもらったのでフィナンシェを作りました。
フッとフィナンシェとマドレーヌの違いってなんだろうと疑問に思い調べました。
せっかくなのでまとめてみようと思います。
フィナンシェとマドレーヌの違い
どちらもフランス発祥のお菓子ですが焼き菓子という同じ分野でも大きな違いがありました。
見た目
まず見た目からは、フィナンシェは金塊型でマドレーヌはシェル型という一番わかりやすい違いがあります。
材料
それから、使う材料も違います。
フィナンシェは、卵白のみ使用しアーモンドプードルを使います。
マドレーヌは、全卵を使用しふんわりさせる為のベーキングパウダーも使います。
また、どちらもバターを入れますがフィナンシェは『焦がしバター』でマドレーヌは『溶かしバター』を使います。
名前の由来
名前の由来もありました。
フィナンシェは、フランス語で金融家やお金持ちという意味の言葉です。
マドレーヌは、18世誕生し諸説ありますが、フランスの北東部ロレーヌ地方にて
宮廷に使えていたメイドさんが作ったのが始まりとされ、そのメイドさんの名前『マドレーヌ』からついたとされています。
材料と作り方
前回ご紹介した大アルミカップ12個分と材料は同じですが、
今回はシリコン型で作ったバージョンになります!
シリコン型は材料と作り方の後にご紹介します。
材料
2種類の6個口シリコン型(計12個分)
プレーン生地
・卵白4個分
・無塩バター120g
・はちみつ20g
・てんさい糖100g
・アーモンドプードル80g
・薄力粉40g
そこに、ココアパウダーや抹茶パウダー、ナッツやドライフルーツ、ジャムなどを
入れてアレンジすると色んな味が楽しめます!
作り方
・鍋に無塩バターを入れて、ギーを作る容量で弱火でゆっくり溶かします。
パチパチ音がしなくなり少し焦げたら粗熱をとり置いておきます。
焦がし具合はお好み。
・耐熱ボールに卵白4個分、てんさい糖100g、はちみつ20gを入れて混ぜ合わせて、
粉類のアーモンドプードル80gと薄力粉40gもゴムベラで混ぜます。
・さっき作った焦がしバターを混ぜ合わせたもののボールにキッチンペーパーを敷いた茶こしでこしながら混ぜ合わせる。
・トースターを180℃で10分予熱をし、その間に茶こしでこすときに使ったキッチンペーパーを使って
うさぎ型と丸型のシリコン型に油を塗ります。
そこに生地を3分の2まで均等に入れて、予熱が終わったら
180℃のトースターで2回にわけてそれぞれ20分焼きます。
※今回はトースターで焼いていますがオーブンでも180℃で20分焼きます。
完成!
焼けたら粗熱をとり完成しました!
型から外すと…
うさぎ型と丸型の計12個分のフィナンシェです。
うさぎの型がとにかく可愛かったです。
ココアパウダーと水で溶かしたもので目や口を書いたらさらに可愛くなりそうです。
シリコン型の紹介
前述したとおりそもそもフィナンシェは金塊型のお菓子として有名ですが、
元々型破りなタイプなので、普段から形にこだわらず作っています。
今まではアルミカップなどで作っていましたが、アルミを使用しない型が欲しくて
新しく買ってもらって実際使用してみていいなとおもったので、その2種類を紹介します!
写真は使用後の写真で失礼します。
うさぎ型
シリコンモールドうさぎS
かわいいうさぎ型に焼けるシリコン型です!
外寸180×150×H34mm
1個口あたり39×57mm
耐熱温度220℃
耐冷温度マイナス20℃
食洗機で洗ってもレンジにかけてもOKだそうです。
直火は不可です。
表
裏
焼けるとこんな形に!
耳もしっぽも顔もしっかり出来てかわいい!
耳は先が少しこんがりして、耳としっぽは凸顔は凹で表現されてます。
丸型
ドルチェ シリコン マフィン型 6ヶ取
厚みのある丸型に焼けるシリコン型です!
外寸175×265×30mm
1個口あたり70径×60径×H29mm
耐熱温度230℃
耐冷温度マイナス40℃
表

裏

焼けるとこんな形に!

丸くて厚みがあり端っこに美味しそうな焼き色がつきました!
うさぎと合わせると月の様で気に入っています。
焼き菓子だけでなくチョコレートやゼリーなど色んな用途で使えそうです!
今回は、フィナンシェとマドレーヌの違いや普段作っているフィナンシェの作り方、使って良かった型の紹介でした。
マドレーヌとマフィンの違いとマドレーヌの作り方もぜひご参照下さい。
違いを知っているとお菓子の魅力がまた違って見えてきますね。
この機会にお菓子作りの幅を広げてみてはいかがでしょうか。
ぜひお試し下さい!