日々の日記

秋の散歩道 オシロイバナ/栗の木/稲 花言葉

秋の散歩道

凛とした空気を感じられる季節になりました。

今年も秋の散歩道で出会った植物と花言葉と共に和みの一時をお届けしたいと思います。

オシロイバナ

先ずはオシロイバナです。

南アメリカ原産で夏から秋の間色とりどりのお花を夕方に次々と咲かせてくれます。

夕方に花を咲かせることから日本では『夕化粧』、アメリカやイギリスでは『午後4時の花』、フランスでは『夜の美人』、中国では『洗澡花(お風呂に入る時間から)』『煮飯花(夕飯の時間から)』、などと呼ばれています。

花言葉は『内気』『臆病』です。人目につかない時間帯に咲くことから花言葉をつけられたそうです。

子供の頃、ラッパ状に咲く花を額ごと積んで緑の種の部分を雌しべごとゆっくり引き出して、よくパラシュートとして飛ばして遊んでいました。

栗の木

お次は栗の木です。

日本の栗は縄文の主食だったそうです。

花言葉は『私に対して公平であれ』『贅沢』『満足』です。

栗は食べると満足感があることから花言葉をつけられたそうです。

また、海外の栗は高さ15メートル以上の大木になることから、国家でも人間でも大きくなると傲慢になったり、不公平なふるまいをする者があらわれるので、公正さを望む人々の思いが反映し、『私に対して公平であれ』の花言葉がつけられたともいわれているそうです。

小学校に植わっていて身近だった大好きな植物の一つです。見ているのもご飯やお菓子として食べるのも好きです。

縄文というと小学生の頃、社会で習いたての縄文時代の影響で縄文ごっこをして遊んでいた記憶もあります。

お次は稲です。

人の命を繋ぐ穀物は神聖視されているそうですが稲はその代表だそうです。

人の命を繋ぐことから健康祈願のお守りとしても使われているそうです。

一粒万倍になるという意味から商売繁盛や家内安全など開運の象徴ともされてきたそうです。

また、ワラの部分は生活に結びついていたことから『命の根』で稲という言葉になったとも言われているそうです。

花言葉は『神聖』です。

昨年からお米をプランターで育ててみていて、一つ育てるのも収穫するまでにも学びが沢山ありました。

今年は昨年より粒が大きくなったような気がします。収穫が楽しみです。

また、稲などの漢字の『のぎへん』のノはお米が垂れている様子だそうです。収穫直前の稲をイメージするそうです。

日常に過ぎ去る目に映るものに和み癒やされつつも、意味が込められていることを知って学びがあったりするのは楽しいですね。

そういった事にたまには視野を広げてみると感受性や知識が豊かになって、社会の荒々しい日々の中でも平和な心を少しでも取り戻せるかなと書きながら思いました。

寒くなってきましたので体調にお気をつけてご自愛下さいませ。