アート・音楽

小さなスペースを彩る卓上装花 『カタバミの花手水』

卓上装花

私は子供の頃、お花屋さん、ケーキ屋さん、ピアニスト、ギタリスト、植物博士、教授、薬剤師、新薬の研究員など様々な夢がありました。

そして、困難な日々を乗り越えながらサポートを受けながら形こそは違うものの夢を叶えていることに気がついて小さな幸せを感じられました。


そんな中、自身と向き合う中で衣食住、言葉・音・もよう・香り・見るもの、触れるものなど、

全てが薬にもなり心身が本当に元気になる方法に自分も気づくことが出来ました。

そこから沢山の学びの扉が開き勉強させて頂きました。


特に食事や見るものへのゆっくりとした改善で自分の中でも大きく変わってきたなと感じました。

そこで本題になりますが、自分にできる事は何かなと考えた時に冠婚葬祭やお花、医療関係などの経験を頭に巡らせてみました。

見るものの中の一つのご提案として『小さなスペースを彩る卓上装花』をお届けすることで少しでも和みのお手伝いになればと思います。

卓上装花とはレストラン、会場、自宅などのテーブル上を華やかに飾るお花のことです。

花瓶に刺す『生け込み』、水の上に浮かす『花手水』、水の中に花を入れる 『水中花(サブマージフラワー)』、バスケットなどにデザインする 『フラワーアレンジメント』など様々な装花スタイルがあります。

カタバミの花手水

その中で、今回は身近な植物からカタバミの花手水を作ってみました。

鮮やかな緑色のカタバミの葉と黄色の咲いたお花と蕾を水に浮かせて器の周りにイチョウを飾りました。

カタバミの花言葉は、『輝く心』、『喜び』、『あなたと共に』、『母の優しさ』などの意味があります。


『輝く心』という花言葉は、カタバミは仏具などの金属や鏡を磨くために使われていて、別名「鏡草」と呼ばれることに由来したとされています。

また、『喜び』という花言葉は、フランスやスペインではカタバミが「ハレルヤ」と呼ばれることに由来しているそうです。

カタバミは古くから家紋のモチーフにも使われている植物です。日本の5大家紋の一つで、鎌倉時代から使われたり、平安時代にも、牛車の紋に使われたという記録もあるそうです。

イチョウの花言葉は『荘厳』『長寿』『鎮魂』などの意味があります。


『荘厳』『長寿』という花言葉は、イチョウの樹木が長寿であることに由来して付けられたと言われています。

和名であるイチョウの名前の由来は、中国名の一つの『鴨脚(ヤーチャオ)』だといわれています。イチョウの葉の形が水かきを持つカモさんの脚に似ていることが由来だそうです。

イチョウの葉はお茶としても用いられており、健康茶としても人気があるそうです。 イチョウの葉茶の効能は、痴呆症や脳梗塞などの予防、記憶力低下の予防、アトピー性皮膚炎の改善、高血圧や糖尿病予防、便秘解消などがあるとされています。

身近な植物やお花屋さんのお花で卓上装花を簡単に楽しむ参考になりましたら幸いです。

小さな幸せで共に健やかに和やかに過ごせますように。