壬生菜とは?
壬生菜(ミブナ)は、京都の壬生地方が原産でアブラナ科アブラナ属の一種。
冬でも育てられるお野菜で
楕円の葉っぱが特徴で、食べると少しピリッとした辛みがあります。
間引きした葉は、柔らかくて生でも美味しいです!
収穫期のものは汁物や炒めもの漬物にも向いてます。
京都では、カブの洗米漬けにミブナの塩漬けをつけるのが風習らしいです。
私は歴史で新選組が好きなのですが、新選組の活躍したのも京都の壬生です。
屯所として間取りしていた八木邸では『壬生餅』(屯所餅)といって
壬生菜を刻み入れた丹波大納言小豆の粒餡を包んだ壬生の新撰組屯所に因んだお菓子京都鶴屋 鶴寿庵で売られています。
中学生の修学旅行でその壬生餅をお土産に買いました。思い出の味です。
漬物にもお菓子にも壬生菜が入っているくらい京都では親しまれている伝統野菜です。
壬生菜の成長記録
そんな素敵なお野菜を実際に2021年の冬に育てて見ました。
種蒔き
2021年10月21日
壬生菜の種を蒔きました。
ブログに書くとその時は考えてなかったので、種を蒔いた時の写真がありませんでした。
その前の年は母が水耕栽培で育てて実験をしていました。
水耕栽培で育てた壬生菜はサラダほうれん草の様な味でした。
土から育てたらどうなるか?興味が湧き
今回から土でやってみよう。
私もやってみたいと思い一緒に始めました。
100均のプランター、ランドリーボックス、洗濯ネットを使用して水耕栽培の方法をヒントに栽培しました。
発芽
10月26日
5日後、芽が出てきました!
黄緑色でハートの形をしていてかわいいです。
10月28日
少し高さがでて色が濃くなっていました。
11月3日
更に伸びてぐんぐん成長!
間引き
11月8日
双葉から次の細長い葉っぱが出てきて成長してきて、びっしりとプランターに詰まっている様子だったので
間引きをして間隔を広くして成長しやすい様にしました。
間引きしたものをキッチンにもっていき、お水で綺麗に洗いました。
その日の夕飯にサラダとして出してくれました。
柔らかくてシャキシャキしていて美味しかったです!
11月13日
葉っぱがまた少し伸びています。小指サイズかな?
11月20日
更に1週間経って、今度は人差し指サイズまで成長。
茎もしっかりしてきました!
12月11日
寒くなっている中ぐんぐん成長。
25.5cmになりました。
収穫サイズです。わーい!
収穫
12月15日
この日はお仕事お休みだったので、母と収穫しました!
根元の茎と根っこの間をハサミで切ります。
収穫です!
ご立派です!
プランターのお片付けをしました。
根っこが凄いですね!
約2ヶ月で育ちました。
冬場の寒さに耐えて育ってくれて感謝です!
その夜、収穫した壬生菜を使って野菜炒めを作ってくれました。
自分で育てて食べるという学びと喜びでより美味しく感じました。
自らの手で作っていくというのは大切ですね。
冬に育った壬生菜の成長記録でした。